iPhoneで日時を「自動」に設定する方法──LINEの不具合対策にも有効

雑学
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iPhoneを使っていて、LINEだけメッセージが送れなくなったり、受信が止まったりすることがあります。原因はいくつも考えられますが、実は端末の「日時設定」がズレていることが原因となるケースは意外と多いのです。

とくに LINE はサーバーとの通信で「あなたの端末の時刻」を参照しています。

そのため、時刻が数分でもズレているとメッセージだけ送受信できないといった予期せぬ不具合が発生します。

そこで今回は、iPhoneの日時を正しく保つための基本設定である「自動設定」の方法を、誰でも分かるよう丁寧に解説します。

 

なぜ日時のズレで不具合が起こるのか?

LINEをはじめ、メール・認証アプリ・決済系アプリなど、多くのサービスは「端末の時刻」と「サーバーの時刻」を照合しながら通信します。

そのため、時刻がズレていると次のような症状が発生しやすくなります。

メッセージが送れない・届かない
認証コードがエラーになる
決済アプリが開かない
一部のアプリがログインできない

特にLINEはこの影響を受けやすく、「通話はできるのに、メッセージだけ送れない」という状態も、日時のズレが原因の典型例です。

 

iPhoneで日時を「自動設定」にする方法

ここからは、iPhoneの時刻を常に正確に保つための設定手順を紹介します。操作はとても簡単です。

【手順】iPhoneの時刻を自動調整にする

① 「設定」アプリを開く
iPhoneのホーム画面で「設定(歯車アイコン)」をタップします。

② 「一般」をタップ
少しスクロールすると「一般」が見つかります。

③ 「日付と時刻」を選ぶ
「一般」の中にある項目です。

④ 「自動設定」をオン(緑)にする

スイッチが緑になっていれば、iPhoneが通信環境に応じて自動で正しい時間に合わせてくれます。

 

「自動設定」がオンにできないときの対処法

まれに「自動設定」が灰色になっていて、オンにできないことがあります。この場合、次の設定が原因になっていることがほとんどです。

●スクリーンタイムによる制限

設定 → スクリーンタイム →「コンテンツとプライバシーの制限」をオフ、またはパスコードを入力して解除

この制限がオンになっていると、日時の変更ができない仕組みになっています。

 

まとめ:LINEの不具合対策として必ず確認すべきポイント

LINEのメッセージが突然送れなくなったとき、アプリの不具合や通信環境だけでなく、iPhoneの日時設定も重要なチェックポイントです。

時刻のズレは LINE の送受信エラーの原因になる
「自動設定」をオンにしていれば常に正確な時刻を維持できる
スクリーンタイムの設定が原因で変更できないこともある

こうした基本設定を整えることで、LINEの不具合を未然に防ぐことにもつながります。

もし LINE がうまく動かないときは、ぜひ「日時設定」も確認してみてください。

 

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