観葉植物として人気のサンセベリア。丈夫で育てやすいのが魅力ですが、ときどき「葉が途中で折れてしまった!」というトラブルが起こることがあります。
私の部屋でも、ある日ふと見ると一枚の葉が中ほどでグニャリ。
根元ではなく、葉の高い位置で曲がっていたため、「どうしたらいいんだろう…」と悩んでしまいました。
今回は、そんなサンセベリアの葉折れトラブルに対する補強方法や、割りばしが届かないときの対処法についてまとめます。
🔧 基本の補強法:割りばしを使う
まずは定番の方法から。
● 用意するもの 割りばし(1〜2本)
マスキングテープやビニールテープ、やわらかいひも
● 補強の手順 折れた葉に沿って、割りばしを縦に当てる。
割りばしの下端を少し土に刺すと安定します。
葉と割りばしを、数カ所ゆるめに固定。 強く縛ると葉が傷むので、やさしく支える程度に。
● 注意点 固定は一時的な処置。2〜3週間で安定したら外してOK。
マスキングテープは剥がしやすくておすすめです。
🙅♂️ でも、割りばしが届かない場所だったら?
葉の先端近くなど、高い場所で折れてしまった場合は、割りばしでは支えられないこともあります。
そんなときは、以下の方法を検討してみてください。
✅ ① 長い支柱を使う
割りばしよりも長めの園芸用支柱や竹串を使えば、高い位置までサポート可能です。
ホームセンターや100円ショップでも手に入ります。
方法は割りばしと同様、葉に沿わせてテープでやさしく固定します。
✅ ② 割りばしをつないで延長する
手元に支柱がない場合は、割りばし同士をテープでつなぐことで長さを確保できます。
少し不安定になるので、土への刺し込みとテープ固定はしっかりと。
テープは2〜3カ所でとめるのがコツ。
✅ ③ 糸やひもで「吊るす」方法
棚やカーテンレールなど、上部にひもを引っかけられる場所があれば、葉の中ほどを軽く吊るすのも効果的。
麻ひもやビニールひもなどでゆるく結び、葉を上から支えます。
葉がピンと伸びるような位置に固定できればOK。
✅ ④ いっそカットして再利用(葉挿し)
葉が完全に曲がってしまい、見栄えも悪い場合はカットして株分けに再利用する手もあります。
清潔なハサミでカットし、葉を5〜10cmに分けて数日乾燥。
水に挿して「水挿し」や、土に植えて「土挿し」で子株を育てることができます。
🌱 まとめ
葉が折れてしまうとショックに感じるかもしれませんが、正しく対処すれば、サンセベリアはまた元気に育ってくれます。
葉を再利用して増やす楽しみもありますので、ぜひ前向きにケアしてみてくださいね🌿