台中市外埔区にある道教総廟 三清宮(Sanqing Temple/無極三清總道院)は、道教界でも中心的な役割を担う宗教施設で、雄大な自然に囲まれた山麓に位置しています。その見どころをわかりやすくご紹介します。
🏯 主な見どころ
1. 三清道祖を祀る荘厳な本殿
玉清元始天尊・上清靈寶天尊・太清道德天尊という道教最高神「三清道祖」が祀られています。格式高く、信仰深い参拝者の姿が見られます。
2. 広大な敷地&自然に囲まれたロケーション
敷地面積は約6ヘクタール。海線鉄道や国道に隣接しつつ、緑豊かな山麓にあり、訪れる人に「心が浄化される」と評されています。
3. 観音佛祖やさまざまな神像
観音菩薩や太歲星君、その他道教神々も祀られ、参拝・祈福の場として幅広い信仰を集めています。
4. 道学研修・儀式・社会福祉活動
1987年以降、毎年「道学研習営(道教研修キャンプ)」が開かれ、数千人が参加。儀礼や易経、修行方法などが学べます。さらに無料の中医義診や互助活動、年末の支援など幅広い社会福祉も行われています 。
5. フード&交流スペースも充実
平安素食(ベジタリアン料理)や地元の名物米食などが無料提供され、信者や観光客が食事を通じて交流する場となっています 。
🌿 アクセス・参拝情報
所在地:台中市外埔区水美里山脚(海線鉄道および南北縦貫公路に近接)。
駐車場:完備。
営業時間:おおむね5:00〜22:00と幅広く参拝可能 。
参拝所要時間:建物や社務所・食事処など含めてゆっくり巡ると1〜2時間ほど。
✅ まとめ
信仰と学びの中心地:三清道祖を核とした道教の学びと祈りの場。
自然×建築の調和:山麓に広がる緑と、中国宮殿風の重厚な建築から心安らぐ空間。
社会福祉も重視:無料食事や医療支援など、地域を支える福祉の姿勢が印象的。
文化体験が多彩:道教儀礼やキャンプ、講習会など、教義を直接学べる貴重な機会も。